


鮪屋を生業としています。
鮪仲買人。
漁師さんが獲った大切な鮪。
その鮪を荷受会社から検品し、競り落とします。
その鮪を解体して、お客様のお好みの部位を提供するのが私達の仕事。
鮪も人と同じ様に個性が強い魚。
一匹として同じものはいません。
その鮪たちを安定させるのは、本当に難しい事なんです。
その難しさがたまらない。
私は変則の三代目。
祖父や父は、鮮魚仲買人として「藤田」を支えてきました。
鮪一本で勝負を始めたのは、私の代から。
先代が扱っていた品を変えてしまう程、私にとって市場の華であり魅力的な魚なんです。


国籍の無いお料理と、ゆったりと心地よい時が流れる。
小石川の住宅街にいきなり現れる、私の隠れ家。
フルボディを思わせる、重厚なボトル。
シェフがスタイリッシュに抜栓すると、一口で印象が変わりました。
スーっと入ってくる、ライトからミディアムなイメージ。
ワインを飲み慣れていない方でも、飲みやすい味に仕上がっています。酸味も強すぎず、滑らかな口当たりで苦味もなく食事の最後までお供してくれる。
スワリングを重ねる度に、色々な顔を見せてくれます。

今回私が選んだ食材は、日本海産本鮪の頬肉。
その素材を、シェフが赤に合わせて。
濃厚な味わいは殺さず、ハスカップソースでキリッと食す。
鮪頬肉の個性を活かした一皿。
渡部シェフ、肉はもちろん魚料理も得意。

ワイン好きな方はその個性にお料理を合わせるのも、楽しみの一つではないでしょうか。
ただ、このワインはお料理を選ばない。鮪のお刺身なども試してみたいですね。
日本人が日本人の為に作ったボルドー。その一本を!
撮影協力お店情報
イン ボスコ (In Bosco)東京都文京区小石川5-13-6
TEL:03-5844-6494

(株)フジタ水産社長。マグロのセリに参加する資金を貯める為に、切り身加工のアルバイトをする。
その後、仲卸業者となり、後に(株)フジタ水産を設立し社長となる。
築地市場でマグロ仲卸業をして、『ミシュランガイド東京2008』に載った寿司屋などにマグロを卸している。
藤田浩毅 厳選食材キュレーションメディア
https://daidokoro.me/